エルトン・ジョン、1947年イングランド生、の音楽は好きだ。メロディ、リズムそして歌詞、全てが素晴らしい。
彼の多くの歌詞を書いたバーニー・トーピン(Bernie Taupin)と知り合った時の
会話が映画「ロケットマン」にあった。エルトン、20歳、バーニー17歳の時だ。
2人が意気投合したのは「ストリート・オブ・ラレド」だ。Street of Laredoはマーティ・ロビンス(Marty Robbins)の曲で日本でも流行った。カウボーイもの映画の主題歌、バラードだ。この曲のオリジンは古い、1920年代に遡る。カウボーイソングと言うジャンルでカントリーとして唄ったのがマーティ・ロビンスだ。
この頃、1960年代後半、彼らがカントリーミュージックを聴いていた証だ。英国でも流行っていたのだろう。アメリカでもカントリーミュージックは黄金時代で、徐々にロック系に移行した。エルトンとカントリーはちょっと結び付かないが。
ビートルズもバック・オーエンスの「アクトナチュラリー」(Act Naturally)を唄った。
エルトン・ジョンは1972年にHonky Tonk と言う言葉を使っている。
彼がフランスで作った「ホンキートンク・シャトー」と言うアルバムにHonkytonk Catと言う曲がある。リズムはスウィング。「のんびりした猫」、一般的に猫は女性、美人を指すことが多い。同じ美人でも気が強い女性をカントリーではタイガー(Tiger)と言う。
(以上)