アメリカの地方から発生したからこう呼ばれているのではないか?
現在でも都会のジャズ(4ビート)、地方のカントリー(2ビート)と分類されている。アメリカ南西部の白人のものだ。
曲のテーマ80%はうまく行かない「男女関係」だ。
それも賑やかに演奏して歌う。なぜかあまり悲しくない。
ダンス音楽が基本で多くの機会に人々は曲を楽しみ、フロアで踊る。
アメリカ、その地域の人々の感情をとてもよく表して、興味深い。
その点を系統的に語られたものや書かれた資料はアメリカでも少ない。
なお、「ウエスタン」、「カントリー・アンド・ウエスタン」と言うこともあるが、僕はそれらには抵抗がある。
ウエスタンは20世紀盛んに制作されたハリウッド映画のジャンルで、その主題曲を言うものでカントリーサウンドとはち・が・う。
田舎の音楽をイメージしてこの欄にふさわしい曲は何か、とても迷った。
カントリーミュージックの元祖に戻れば、ハンク・ウイリアムスだ。そして田舎の光景と女、どちらもこの音楽の基本。以下の映像が一番、僕のイメージには近かった。
けして過去を吹っ切れず、心を開かない女。この女の冷たい心を溶かすのは無駄な努力だが、カントリーミュージックの男はどうしょうもないことをやる愚かさがある。
女、車、田舎の風景、道、鉄道、ラジオ、ブーツ1950年代の雰囲気が一杯なところが良い。