4、カントリーミュージックと宗教

アメリカはキリスト教徒国である。2大宗派はカソリックとプロテスタント。
プロテスタントは19世紀半ばの南北戦争による南北分断の影響がまだある。
サザンプロテスタントの教会行事はかなりユニークでそこでは音楽がひとつの大きな要素だ。南部の友人と彼の白人教会に行ったが、そこではバンドが演奏し自然に皆が唄う。その音楽はカントリーアルバムで良く聞かれるような曲目で、とても感動的だった。
カントリーやジャズの歌い手は子供の時から多くが教会で音楽に親しんだ。
教会の結び付きで歌手へのパトロン活動をする人達もいると聞いた。プリーチャー(牧師)
、自分でギターを演奏し唄う人もいるそうだ。
日本で有名な曲、アメージンググレース(Amazing Grace),What Friend We Have In Jesus,
In The Garden, How Great Thou Art など多くの曲目がある。
Just Closer Walk With Thee は、イエスに共に歩み自分にもっと近寄ってくれと言う意味の唄で多くの歌手が演奏し唄った。アラバマ(Alabama)はフォートペイン出身の男性グループ。誰かパトロンだろう、の礼拝場をイメージした会場で唄っている。JesusはThou,Theeなどいろいろな愛称がある。